1951-11-16 第12回国会 衆議院 経済安定委員会 第8号
○小峯政府委員 私から追加して御説明申し上げますが、砂糖のビートの問題が、第一回の入札の結果、御承知のようになかなか高いことになつてしまいまして、今事務当局から説明がありましたが、実は最初の入札の結果は、物価政策から見まして必ずしも思わしくないものでありましたので、比較的第二回の入札の期間を早めましてやりましたことは御承知の通りであります。
○小峯政府委員 私から追加して御説明申し上げますが、砂糖のビートの問題が、第一回の入札の結果、御承知のようになかなか高いことになつてしまいまして、今事務当局から説明がありましたが、実は最初の入札の結果は、物価政策から見まして必ずしも思わしくないものでありましたので、比較的第二回の入札の期間を早めましてやりましたことは御承知の通りであります。
○小峯政府委員 先ほど申し上げましたように、価格自体に直接手をつけませんで、価格を形成する基本的条件の改善に努力するということが、私ども自由経済をもつて政策をやつておりますものの当然の建前であると思うのであります。しかし御承知のように、世界の経済がなかなか変転きわまりない状態でありますので、場合によつては輸出に対する多少の調整ということを考えることもあり得るわけであります。
○小峯政府委員 私どもの考えております物価政策の輪郭だけを申し上げまして、詳細につきましては、物価庁の関係から御説明していただくようにしたいと思います。 申し上げるまでもなく、物価は産業活動、貿易、財政、金融等を集中的に表現すべきものでありますので、特に物価自体に対して手を加えるというようなやり方は、私どものとりませんところであります。
○小峯政府委員 未開発水利権の問題あるいは水利権の許可の問題等、まことに御指摘の通りでありまして、ことにこの五箇年でやるというふうなことを計画を立てましても、その問題が解決いたさないと、絵に描いた餅になるわけでありまして、私どもの方の役所といたしましても、今の問題は十分研究しておりますので、比較的早く実現することになろうかと考えております。
○小峯政府委員 御指摘のようなことは、まことに残念なことでありまして、電源開発と公共事業との関連を十分密接にしなければならないと考えております。御指摘のような外国の例等も御指示いただきましたので、よく研究いたしたいと思います。
○小峯政府委員 ただいま朗読になりました決議文の精神に対しましては了承いたしましたから、最大限度その精神に沿い得るよう善処いたしたいと思います。 なおまた特定地域指定総合開発の問題は、国家百年の計を決する重大な問題でありますので、関係議員諸君におかれましても、引續き当局を御鞭撻いただきますよう、この機会にあらためてお願い申し上げる次第であります。 —————————————
○小峯政府委員 非常に画期的な法案を、しかも短時間に御審議いただきましたが、政府側の意のあるところも御了察願いまして、早急に結論づけていただきましたことは、お礼の言葉もありません。この上は御審議いただきました趣旨に即しまして、画期的な法案の運用について、十全の努力をするつもりでありますから、つけ加えましてお礼の言葉といたします。 —————————————
○小峯政府委員 手を入れれば見込みがある。そうしてやや見通しがついても、資金というふうなことは、これは好意を持つて見て下さる場合当然だろうと思います。少し手を入れて成長さしてからというふうなことになるのではないだろうかと思いますが、技術よりは資金自体の方が、保守的のものだと考えております。
○小峯政府委員 農耕地の問題などは、当然農地調整法の委員会の意見も聞きますし、御趣旨のように、私ども不必要なものをそういう形でやられることは好ましくないと考えますので、愼重を期したいと思います。
○小峯政府委員 ただいままで事務当局から御説明がありましたような、この法律によるものはおのずからその線になるのでありますが、その扱い方の関係等については、事務当局から申し上げます。
○小峯政府委員 時期が参りますれば、あるいは許される条件ができて参りますれば、当然給与のことも考えなければならない問題だと思います。
○小峯政府委員 米の値段はパリテイーで計算しておりますから、肥料の値上りはそれに反映して出て来るものだと考えます。
○小峯政府委員 提案の理由は前にもお聞き願つたのでありますが、いろいろいきさつはありまして、今田中委員の御指摘のようないきさつもありまして、前の国会で実は辛うじてそれは通つたのです。ただ仕事を始めてみますと、事務的に完結しない面もある。そういう意味で事務的な完結を期するため当分の間御延期願いたい、そういう以外に深い意味はないのです。
○小峯政府委員 強さ弱さと言われるといろいろ問題があるのですが、私たちは事務的にいろいろ完結しないものがある。従つて前に御審議いただいた精神に基いて、事務的に当分の間延ばしたいと考えただけであります。
○小峯政府委員 答弁にならないとおしかりを受けるかもしれませんが、そういう意味の結論を出しますまでにはなお相当の時間がいるという意味でお諮り願つておるわけであります。
○小峯政府委員 臨時物資需給調整法はまだ提案の手続が完了いたしておりません。関係方面との折衝は終了いたしておりますので、正式な説明にはならないと考えますが、今までの折衝の経過及び内容等につきまして概要を申し上げ、御参考にしていただきたいと思います。
○小峯政府委員 ただいま議題となりました国土調査法案につき、その提案の理由を説明いたします。 わが国の当面の課題は、経済自立をできるだけ早く達成することであります。これがためには、生産水準の向上貿易規模の飛躍的拡大をはからなければならないことはもちろんでありますが、それと同時に、国土資源を最大限に活用し、わが国民経済の基盤を充実させて行くことが必要であります。
○小峯政府委員 ただいま議題となりました経済安定本部設置法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につき、その提案の理申を説明いたします。
私たちはこの法律案審議に対しては慎重に、かつ万遺憾なき解決をはかりたい、こう考えておるのでありますが、これに対して政府代表として小峯政府委員の総括的な御答弁を願えたら同時にお願いいたしたいと思います。
○小峯政府委員 だんだんの御質問を拝承いたしまして、御趣旨のことはよく了承できるのであります。去年皆さんの御審議を、いろいろないきさつはありましたが、いただいておりましたが、その仕事が終らない、もう少し事務的に完結したいという希望でこの法案をお諮りしておるのでありますが、いろいろ御指摘の通り、これは行政機構の整備の問題にも関連があると思います。
○小峯政府委員 私も河野主計局長の御答弁と大体同じ趣旨で努力いたしたいと思います。しかしいろいろな点で、どうしても所定の事業量を確保する必要がありますような場合、すなわち大きな変化があります場合には、私どもの立場としましては、補正のこともあるいはお願いしなければならないかと考えております。
○小峯政府委員 これはまだ研究の域を脱しておりません。なるべく早く出したいとは思つておりますが、まだ具体的な成案を持つておりません。
○小峯政府委員 御指摘の認証の問題は、多分主計局の問題になつて来ると思いますので、主計局長から御答弁いたしたいと思います。
○小峯政府委員 大臣とも連絡いたしまして、善処いたしたいと思います。
○小峯政府委員 さようであります、
○小峯政府委員 中共貿易が正常なりせば、どういうような形になるという……。
○小峯政府委員 経済安定本部所管にかかります二十六年度の予算の御審議をいただくわけでありますが、詳細は会計課長から説明いたさせますから、よろしく御審議願いたいと思います。
○小峯政府委員 ただいまの問題に付言して申し上げますが、実は時間を早く切上げていただきたいと申しますのは、その案をやつているまつ最中であります。そしてなるべく早くその内容について皆さんにお目にかけるようにいたしたいと思います。しばらくこれは御猶予願いたいと思います。
○小峯政府委員 ただいまのその問題は研究中でありまして、どういう振合いにするかというようなことを私どもとしてもなお会議を続けておりますし、関係方面も同様であろうと思います。
○小峯政府委員 今の点了承いたしました。
○小峯政府委員 自立経済の書類はありますので差上げますが、日本経済の実態というのはドツジさんに出した書類ではないでしようか。
○小峯政府委員 先ほど申し上げましたように、通産政務次官あるいは通産大臣からお答え願つた方が、あやまちが少いと思います。
○小峯政府委員 お答え漏れしたかもしれませんが、御指摘の点を明確に申し上げたいと思います。私どもは生産の増強を主軸に考えたいのであります。従つて輸入原材料の確保に重点を置きたいのでありまして、それを根幹と考えます。またそれが自由主義原則の当然の結論だと思います。しかしそれでもなおかつ必要がある場合には、最小限度の調整という意味で、自主統制というものを考えたい、さように御承知願いたいと思います。
○小峯政府委員 非常に御好意の御指摘がありましたが、実はその通りであります。折衝の過程や何かがありますが、私どもも十分に自信を持つて答えられるまで待つてもういたいということで、後日朗報をお伝えできると思います。
○小峯政府委員 御指摘の点の振替輸入の問題は、もうちよつと時間をかしていただきますと詳細に御報告できる段取りになると思います。しばらくお待ち願います。
○小峯政府委員 事務的な説明は、佐々木室長からしていただくことにいたしまして、私から今日こういう環境の中で、自立経済の計画を安定本部が中心でやつて来ましたそのいきさつ、考え方などを申し上げて御了承をいただきたいと思います。